旧も新もどちらもよいところ、ある。
今日は末娘の保育園の卒園式。
園の建て替えを行い、新園舎の隣では旧園舎を取り壊しています。
9年間3人の子どもたちと私たち夫婦が通った保育園とも、この3月でお別れです。
長女が転校前には、学童でも育休期間を除いた約2年お世話になっており、
核家族の我が家が夫婦二人で、ここまで3人の子育てできたのは、この保育園と先生方のおかげです。
昨日長女が卒業した小学校の卒業証書は、285番
本日末娘が卒園した保育園の保育証書は、2678番
歴史の差を感じます。
7回目の小学校の卒業式と今日は78回目?の保育園の卒園式。
園が2回目の建て替え中ということで、旧園舎が壊されていく様に、毎日悲しく、寂しくなっていたことに気づかされました。
旧は、慣れていて、安定感がある
新は、新しく作っていける楽しさ
がある。
でも、旧が無くなるときは、すごーくパワーをつかいます。3.11の津波の跡をみているような感覚になります。
新には、割とすっと入れてしまう。
最近疲れていたのは、これだったのだな。と気づきました。
新も旧もどちらもよいところある。
そして、旧から無になるときに、私はパワーを使いやすい。
そんな性質みたいです。
今日も1番に登園し、先生方と、先日まで、卒園式のたびに、
「●●家は、まだまだ先長いねー」なんて話していたのがついこの間のことのようです。
「そしてついにこの日がきてしまいましたね」と、朝から泣いてばかりで、出かける前にした化粧は到着直後から、落ちてしまいました。
家族全員で卒園式にも参加させていただき、先生方とお友達と過ごせたこの時間はとっても大切な思い出になりました。
あと2週間で本当のお別れ。これから、それぞれの道でそれぞれの人生を歩いていく子どもたち。緊張して、がちがちのわが娘。感動して泣きながらも大きな声でお歌を歌うお友達。静かに自分のお席に座ってお歌を歌って見送ってくれた在園児のお子さんたち。がんばったね。代表して謝辞を言ってくださった親御さんのメッセージ。謝恩会での先生方との歓談。謝恩会に先生へのありったけの思いを込めて準備をメインで進めてくださった皆様。すべてに感動・感謝の一日でした。
旧から無になり、新になるタイミングは、さみしくはなりますが、旧がよくて新が悪いわけではないですよね。
どちらにもよいところはある!旧がなくなっていくこと。旧から無になるときに、パワーをつかいすぎないように。軽やかに見守れるといいな。