デンマーク帰国その後

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7月後半から夏休みにはいり、様々な私と家族の大切な予定が滞りなく完了しました。

 

新学期開始前の1週間はデンマークで様々な種類の学校を訪問させていただき、学ぶ、HSP.HSS.HSCさんとそれらに関わる人々の集まる旅に出ました。

 

20年ぶりの海外。英語はそこそこできるけれど、飛行機に乗るには、耳が心配な長女も一緒。仕事も有給1週間取得しての、重なってしまった、様々な方面の自分のいつもの生活での役割を手放して、委ねての旅で、大した準備もできていないのに行く前に気持ち的に、ヘトヘトな状況でした。

 

心地よい人々との心地よい状況での宿泊。濃密濃厚な毎日の学びの5日間。スピリチュアルなわが子の特性の発見。それらを受け入れられる母である、用意はできた私である、をはじめるきっかけになりました。

 

帰国後もスーツケースのまま、すぐに日本に残って待っていてくれた子どものミュージカル出演観覧、新学期、仕事とめまぐるしい日々ですが、感じていることがあります。

 

それは、心地よい状況であるにはどうしたらよいか、それをベースとして、物事判断やコミュニケーションできるようになったことかな。

 

デンマークの人々が、心地よさを子どもの教育に携わる人が大前提としている、生きる大前提としていたことを見て、感じて、私もそう関わるようになりました。

 

我が子ひとりひとりとも、今までは、どうするのが正しいか、どうしたら子どもができるか、世間で普通でいられるか、相手に喜ばれるか、人に迷惑かけないか(要は自分の親に認められるか)という判断基準で関わっていたと思う。

 

子どもひとりひとりとの関わりの質が今は全然違うし、やることも変わってきました。

 

例えば、前々から、長女が参加したいと言っていた自分共創塾の子どもイベント。毎日朝練午後練に参加している部活の土曜練習と重なってしまい、その1日さえも練習を休めないと言っていました。

 

これまでなら、どうやったら共創塾イベントにいけるか考えてましたが、今回はどうやったら娘がやりたいことができるか、にフォーカスし、部活の先生に欠席の旨、お手紙を書き、欠席するためのフォローをすることにしました。

 

結果、行きたい方に行けることになりました。

これはまだ簡単な選択な方ですが、学校に行く行かないも本当は選択できていいと思うんですよね。

 

行きたくない日は行かなくてもよくないですか?

 

行かなくてはならないものだから行く、そこで自分の気持ちや心地よさをないものにしてまで行く必要あるのかな?どんな気持ちか、どうしたら一番自分が自分でいられるのか?毎日、身の回りの人と話ができて、言葉にできたら、行く日があっても行かない日があってもそれは、自分であって、ダメな自分ではないよね。と思います。それらがデンマークの子どもたちは当たり前に言葉にできる。周りの大人が小さいときから対話できるように関わっているのです。

 

まだそこまで一気には変われない、私ですが、子ども3人いたら3者3様。私のこうするべきが緩み、どうしたいの?を心地よさから自分で判断し子どもが自分で伝えられる、子どもとの関わりの積み重ねは、この感じを忘れずに大切に大切にしていきたいと思います。

 

今日は、仕事の病児保育の保育の方でも、自分の子どもとの関わりに変化が感じられました。一期一会でもそのときだけは、母親がわりにだってなれちゃうかもね(o^^o)