マイナス感情を認めてあげる。

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生活スタイルが変わり二週間。新しく行くようになった街での光景をみていて、ふと思ったことがある。毎朝オフィス近くの保育園から散歩車に子どもたちを乗せてお散歩に行く保育者と子どもたちをみながら、そして1歳くらいの女の子と一緒に歩くお母さんをみて。

 

自分の中に長い間、引っかかっていたことに気づいた瞬間があった。

 

私は、第一子のときの育休復帰、本当はしたくなかった。あのときは、第一子と一緒に毎日をただただ過ごしたかったのだ。と。

 

一緒にいたい、その気持ちをないことにして、希望していないやっと入れた保育園に子どもを預けた。復帰前のあのタイミングにもう一度戻ることができたら、そしてそのとき、理性あるメンタルをもてていたら、違う選択をしていただろうと思ったのです。

 

第一子のときは、ただ本当に可愛くて、いま、その子と一緒にいたくて仕方なかった。うまく子育ても家事もできなかったくせに、本当にただそんな思いだったのだということに気づきました。育休中は毎日楽しかった。たぶん今までの人生で一番キラキラしてた。

 

そして、私は仕事が大好きだし、これまで所属していた組織はどこも大好きだし、働かなきゃ自分の存在価値はないと思っていた。

 

あの時には、もうもどれないけど、10年前のあの気持ちを受け入れることで、自分の子育てと仕事としての保育を切り分けて考えることができるかもしれないな、といま、思っています。(切り分けできず、胸が痛くてやりきれなかった。)

 

保育士の仕事にも未練はある。あのとき、立ち上げはやりきったけど、現場をどうしてもやり続けることはできなかった、くやしさもある。

 

いまは、そんな自分の気持ちを認めて受け入れて、また次の一日を迎えようと思います。

 

このところお腹の調子が悪く、一週間以上ずっとトイレがないところには行けない状態。受診して、過敏性腸症候群のクスリが処方された。

 

15年前の仕事で臨床試験コールセンターで関わりのあったお薬が世の中に出て、今、私の症状を和らげてくれている。

 

新しい職種、職場、求職中は二カ月後には子どもは、保育園退園になる状況をここ半年過ごしていて、ストレスないはずがないのに、「勤務時間短いから大丈夫」とか、「派遣だから大丈夫」とか無理やり自分が大丈夫であるという理由をくっつけて、「私はストレスなんてないし、ちゃんとやれているから大丈夫」と、ストレスは一切ないことにして、外では気丈に振る舞っている。ここでは、体がアラーム出してくれて気づいたのでした。

 

マイナス感情をないことにするのは、本当に危険です。あってもいいのだから、そこにある、いることを認めて前に進まなくては、心の底から、望んでいる自分に、本当には一歩も、近くことはできないのだと知りました。

 

 そして、マイナス感情は一瞬にしてないものにされていて自分の中では気づくか気づかないか神一重です。それくらい自分の人生ではあってはならぬものとして、隠して味わないようにして生きてきたものです。これまでの自分をヨシヨシして、こまめに聞いてあげようと思います。

 

今日からは、マイナス感情もある自分を見ながら、1日1日を温かく過ごしていく人生にしていきたい思います。

 

体を温めたり、運動したりして労ってあげることもしていきます。