子どもの日に思うこと。

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だいぶブログ更新が遅れています。

GW前一週間の保育園。

1歳クラス、0歳クラス。

熱でお休みの子がクラスで1/4、熱でお迎えの子が毎日チラホラ出ています。

 

発熱により、一週間おやすみの子どもも数人いて、熱が下がらない子どものことや、復帰直後の親御さんのお気持ちを思うと、もう本当にいてもたってもいられないです。

 

我が家の、早生まれ女子たちの保育園開始時を思い出してしまうからかな。前職がそういう仕事だったからかな。。

 

1歳近い子の保育をしていて思うこと

生まれてから母や父と共に育休中の1年間を過ごし、親と離れ、他の大人との信頼関係を築くこと、

集団で生活リズムに慣れ、楽しめるようになっていくこと、

この二つに同時にチャレンジしている子どもたちはスゴイです。

 

1対6の1歳クラスでは、1歳になりたての子どもたちが保育士への抱っこを要求し、抱っこしてもらえるまで、永遠泣き続けています。

泣きにつられて泣いちゃう子もいます。鼻垂らしてるのは、もう大前提。全員ではないですが、早生まれだと、女の子は四人いたら三人はこの状態。1対6では、抱っこ、おんぶ対応は不可能。

 

0歳クラスも月齢が高い女の子は、結構泣き続けてます。でも、1対3だから、抱っこしたり、お昼寝から早く目がさめたら、一緒に遊んだり、泣き止んで過ごす環境を整え、対応できるときはできます。

 

病欠で子どもの数が少ないいま、担任の先生だけで回そうと試みている時期になります。サポート要員の私は口や手を出してはいけないので、もうほんとにこっちむいて抱っこしてーと泣いている、あの子を抱っこしてあげたいし、保育に入りたい気持ちを押さえて、過ごしています。

 

1歳クラスの信頼関係ができた子どもの要求に応えてあげられないことが、私としては、苦しい毎日。

担任でない、ジレンマなのかな?

 

 でも、永遠に泣いてるわけではなく、少しずつ泣き止む時間が長くなり、慣れてきている子どもたちをみて、これもあと少しの間かな、と思うのです。

 

あと少し、泣いている子どもたちに心を鬼にして、抱っこしないで過ごし、サポート入れるときには楽しい体験や経験が残る保育ができるように、日々手遊びのレパートリーを増やしたり、努力していきたい、と思います。

 

連休中は、我が家の5歳児もまだまだ抱っこで、そばから離れれば、泣き顔してママ、ママとおひざにくるのです。

 

泣きもうけとめつつも、抱っこやそばに信頼できる特定の大人がいなくても、ここは安全だよ、楽しいところだよ、と子どもにわかるように話ししていかなくては、と改めて振り返ります。他の先生に今入って、今出てーと言われ、指示通り動くだけでなく、いま、やりかけている子どもとのオムツ替え、着替え、一つ一つの関係は、「いまから、●●は抜けるけど、☆☆先生と美味しいお給食食べてお昼寝しようね、また夕方会えたら遊ぼうね」と、会話して完了していく。これは、自分の保育の基本として、自覚していきたいなと思います。

 

子どもの日。たまたまみたテレビでは、戦争孤児の話しが放送されていました。あのとき本当に欲しかったのは、ぬくもりだった。と、語る盲目のおじいさん。

 

語りたくもない過去を語ろうと思ったのは、もう二度と同じような経験をする子どもを出したくないという想いからとお話しされていました。

 

いまも時代や状況は違いますが、ぬくもりが欲しいのはどんな子どももどんな親御さんも同じだろうなと思うのです。

 

ぬくもりがある保育がしたい。ぬくもりがある保育ってどんな保育なの?もう少し具体的に考えていきたいなと思います(^^)

 

写真は、GW連休前のおやつのかしわもち、こんなに可愛いい鯉のぼりでした。